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■I-O DATA DVR-ABN16A (NEC ND-3520A) - 2005年1月5日更新 -

DVD-R DLに対応とは言っても、「メディアがいつになったら販売するのかはっきりしない & 基本スペックはND-3500Aとほとんど同じ」 と言うことで、特に買う必要はないドライブだったものの、付属ソフトがよさげなので結局購入。

PX-716Aの発売と重なってしまったため全然いじっていませんでしたが、ようやく時間ができたので、いろいろと調べてみようと思います。


付属ソフトがよかったので思わず買ってしまった NEC ND-3520A
- 公式ページ -




■付属の MovieWriter 3.5 SE for I-O DATA の CM自動検出機能 は使えるか?

購入の決め手になった機能ですが、「使い勝手や性能はどうなのか?」 ということで、実際に試してみます。
ソースは朝の情報系番組をキャプチャーしたMPEGファイル。(35分程度)


キャプチャーしたMPEGファイルの MovieWriter 3.5 SE での情報



実際の作業画面
CM自動検出が完了すると、↑ように検出されたCM冒頭部がサムネイルっぽく表示されます。
(この場合、00:02:26.17 00:02:41.17 00:02:56.17 ・・・)
CMを削除するには、これらの検出されたCM冒頭部をクリックして選択し、左にある×のボタンをクリックするだけです。(操作としては簡単ですが、削除するときに長さ指定等はどうもできないらしい)
わずか35分程度キャプチャーしただけですが、結構検出されました。
↓は、最後の部分。あきらかにCMでないのも検出されてしまってますが・・・


こんな感じで、検出されたCMをカットし、DVD-Videoとして焼いてみましたが、どうもはじめに期待していたほどではなさそうです。(やはり、”自動”というのは無理があるかも。映像ソースにもよると思いますが)


カットしたCMが、完全にカットできないことがある。(CM冒頭部の数秒)
そもそも検出できないCMがある。
検出されたCMをカットすると、番組本編も一緒にカットされてしまう ことがある。


操作自体は非常に簡単ですが、どうも気軽に使える機能ではないような気がします。(映像ソースによっては、もうちょっとよくなるかもしれませんが)
一番困るのは、番組本編がカットされてしまうときがあることで、結局この機能は今後使うことはなさそうです。
バージョンアップによる精度アップに期待!ということで。


参考リンク (アイオーデータのCM自動カット機能説明)




■ND-3520Aの主な特徴等

DVD+R、DVD+R DLは、焼くときに強制的にROM化される。
購入時のファームは1.24ですが、DVDINFOPro 3.49、nero 6.6.0.3、Nero CD-DVD Speed 3.61 (いずれも確認時は最新バージョン)で調べる限りでは、ROM化の設定変更ができませんでした。
※今後の各種ソフトのバージョンアップ等で、状況が変わる可能性もあります。
指定書き込み速度によって、書き込み方式が異なるNECおなじみの仕様。
※注:メディアによって書き込み速度が違ってきたりするので、↓のデータは間違えているところがあるかもしれません。(アイオーデータのHP、マニュアルにはその辺の詳しい情報がないので、正確なことを知りたいときは自分で調べるしかなさそうです)

16倍速指定時 (約) 6.5x - 16x の CAV
12倍速指定時 (約) 5.5x - 13x の CAV ※16倍速書き込み可能なメディア使用時(多分)
6x → 8x → 10x → 12x の Z-CLV ※16倍速書き込み不可なメディア使用時(多分)
8倍速指定時 4x → 6x → 8x の Z-CLV
6倍速指定時 4x → 6x の Z-CLV
4倍速指定時 CLV
DVD-RWの6倍速にいち早く対応。
ExactAudioCopyを使い、「Write samples offset」 を 「+18」 に設定することで、位置ずれ、データの書き漏らしのない完璧な音楽CD作成が可能。

※12倍速指定時の書き込み方式が少しややこしくなっています。


その他のいつもの調査項目は以下の通り。

項目 結果(データ)
主要チップ D63641GM (NEC製)
製造国表示 MALAYSIA
排気ファン なし
5V定格 0.7A (アイオーデータが貼り付けたシールの表記)
12V定格 0.7A (アイオーデータが貼り付けたシールの表記)
ヘッドホン端子 なし
付属のブランクメディア なし
付属のソフト Ulead DVD MovieWriter 3.5 SE for I-O DATA
Ulead DVD Player
B's Recorder GOLD8 BASIC
B's CLiP6
EasySaver LE
M-Tray(見張っトレイ)
Read sample offset correction +48
Write samples offset +18
Combined read/write sample offset correction ±66
DVD+R DVD+RW、DVD+R DLメディアのROM化 DVD+RとDVD+R DLは可能 (というより、強制的にROM化される)
DVD+RWは未確認
プリギャップリードサイズ
PRE-Gap Checker にて計測)
データCD(LBA) : 0
データCD(MSF) : -75
音楽CD(LBA) : 0
音楽CD(MSF) : -150
DVD-RAMに記録したデータは読めるか? 非対応
Exact Audio Copy での読み書き
(V0.95 prebeta 5 にて確認)
読み
書き
CD Manipulator 2.70 での読み書き
読み
書き
(CD-DAの)読み速度の変更はできるか? 可能(最低は4倍速)
Exact Audio Copy V0.95 prebeta 5にて確認
CD-R最低書き込み速度 8倍速
フルCLVでのCD-R書き込み最高速度 16倍速
フルCLVでのDVD-R/DVD+R書き込み最高速度 4倍速
ROM化したDVD+R、DVD+R DLディスクの認識 DVD+R、DVD+R DL共に本来のBookTypeで認識
ルクセンブルクTDK8倍速メディアの認識 TTH01 詳細はこちら を参照
保証 メーカーの1年保証
トレイの色
搭載バッファ容量 2MB


【補足1】
B's Recorder GOLD 8 でDVD-Rメディアに書き込みするとき、トレイがいったん開いてすぐにしまる通称 「あっかんべー動作」 は相変わらずおきます。(書き込み後トレイを開く設定にしておくと、開く → 閉じる → 開く という、一見無駄っぽい動作をする)

【補足2】
ND-3500A ではフロントベゼルの 「DVD+R DL」 のロゴがなぜか消えてしまいましたが、ND-3520A では再度復活しました。

【補足3】
どうでもいいことかもしれませんが、16倍速メディアへ、2倍速という低速焼きが可能になっています。

【補足4】
取り付ける前に、シリアル(アイオーデータ貼り付けシール)を忘れずにメモしておきましょう。ファームウェアダウンロード時に必要になります。

【補足5】
実はDVD
-R DLにすでに対応済みかも?(詳細は↓の項目参照)




■おまけ(搭載されているファームウェアのNEC Dumpでの情報)

危険兄弟のND-3520A用ツール (Firmware flashers 0.01 Beta for DOS) を使って、購入時のファーム(1.24)を実際に吸い上げ、NEC Dump で調べた結果です。

搭載されているファームは、2004年11月24日リリースの 1.24



DVD+R9
4倍が許可されているのは三菱のみ。



DVD-R9
すでに、DVD-R DLの情報が・・・
-R DL も、三菱が最初になるみたいです。(いきなり速度違反?)


DVD-R
見たことないIDがちらほら。



DVD+R
同じく、見たことないIDがちらほら。
初期ファームでは RICOHの16倍速メディアは非対応でした。


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