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NEC ND-3540A DVD関連のベンチマーク (2)
ここでの ND-3540A のファームウェアは1.21です
■太陽誘電 8倍速DVD-Rメディアを使用しての実際の書き込みテスト結果

太陽誘電 8倍速DVD-Rメディア
ID : TYG02

太陽誘電等、一部の8倍速メディアには速度違反（12倍速書き込み）が可能ですが、この場合の12倍速焼きはMAX 16倍速まで選択可能なメディアの12倍速焼きと異なり、Z-CLV です。（ND-3530A と同様）
選択できる速度自体は、2倍速単位で細かく設定可能。




12倍速書き込み

Nero CD-DVD Speed 3.80 でのデータディスク作成結果
DW1620でのディスク品質テスト結果

Z-CLV なのはいいとしても、速度違反領域のエラーがかなり凄いことになってます。（どうみても8倍速までで使うのが無難）




8倍速書き込み

Nero CD-DVD Speed 3.80 でのデータディスク作成結果
DW1620でのディスク品質テスト結果

8倍速だと初速が4倍速に落とされてしまいます。
グラフ自体はいたって普通なZ-CLV での8倍速。




6倍速書き込み

Nero CD-DVD Speed 3.80 でのデータディスク作成結果
DW1620でのディスク品質テスト結果

同じく、初速が4倍速のごく普通な Z-CLV 書き込み。




4倍速書き込み

Nero CD-DVD Speed 3.80 でのデータディスク作成結果
DW1620でのディスク品質テスト結果

4倍速は当然フルCLV です。
Jitterがようやく均一になりました。




■まとめ

※最もいい結果のものは青色で表示

書き込み
指定速度		 書き込み方式 書き込みに
かかった時間		 PIE
平均		 PIF
平均		 Jitter
平均		 Jitter
最大
12倍速 Z-CLV 6分47秒 205.12 14.02 11.24 17.3
8倍速 Z-CLV 9分46秒 10.14 0.07 9.71 13.2
6倍速 Z-CLV 10分54秒 16.67 0.06 10.23 13.1
4倍速 CLV 14分36秒 12.96 0.05 8.86 10.4

4倍速は CLV ですが、それより速度アップすると Z-CLV となり、CAV や P-CAV といった書き込み方式はありません。
DW1620 からみると、4倍速書き込みが一番良く、16倍速対応高速メディアと少し傾向が違ってきています。

ND-3530A のときもそうでしたが、速度違反がきつそうに見えるので、規定速度内で焼いた方がよさそうです。


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