ND-3530A DVD+R DL検証

ND-3530A は、三菱2.4倍速DVD+R DLメディアに6倍速書き込みが可能ということを売りにしていますが、一口に6倍速といってもいろいろあるので、（CLV or Z-CLV or P-CAV or CAV）
実際はどうなのか？ということで、Nero CD-DVD Speed 3.75 で調べてみます。

三菱化学 2.4倍速DVD+R DLメディア

6倍速がしっかりサポートされています。

Nero CD-DVD Speed 3.75 でのデータディスク作成 　※速度MAX指定

なんとなく予想はしていましたが、CLV ではなく、Z-CLV でした。
（PLEXTORやPioneerはすでに6倍速CLV を実現しているだけに、その辺がおしいところ）
PX-716A は、18分38秒なので、2分弱も違います。

作成したディスクのリードテスト

Nero CD Speed Test results 

General Information 

Operating System Windows 2000  
Drive _NEC DVD_RW ND-3530A  
Firmware Version 3.22 
Serial Number 5381P83S111 
Disc DVD+R DL 
Capacity 7.96 GB 

Transfer Rate 

Start 3.02x 
End 7.27x 
Average 5.44x 
Type CAV 

Seek Times 

Random 127 ms 
1/3 175 ms 
Full 279 ms 

CPU Usage 

1X 8 % 
2X 16 % 
4X n/a 
8X n/a 

Interface 

Burst Rate 22087 KB/sec 

Spin Up/Down Times 

Spin Up Time 2.55 sec 
Spin Down Time 2.21 sec 

Load/Eject Times 

Load Time 21.17 sec 
Eject Time 1.75 sec 
Recognition Time 0.11 sec 

Log 

Time Elapsed Action 
[21:19:56]  転送レートテストの開始 
[21:39:50]  転送速度:3-7 X CAV (5.44 X 平均) 
[21:39:50]  経過時間: 19:53 
[21:39:50]  シーク時間テストの開始 
[21:40:03]  Random シーク: 127 ms 
[21:40:20]  1/3 シーク: 175 ms 
[21:40:48]  Full シーク: 279 ms 
[21:40:48]  経過時間: 0:58 
[21:40:48]  CPU利用率テストの開始 
[21:41:04]  次のCPU利用率 1X: 8 % 
[21:41:19]  次のCPU利用率 2X: 16 % 
[21:41:39]  次のCPU利用率 4X: n/a 
[21:42:17]  次のCPU利用率 8X: n/a 
[21:42:17]  経過時間: 1:29 
[21:42:17]  バーストレートテストの開始 
[21:42:19]  インターフェースバーストレート: 22 MB/sec (22087 KB/sec) 
[21:42:19]  経過時間: 0:02 
[21:42:19]  スピンアップ/ダウンテストの開始 
[21:42:24]  スピンアップ時間: 2.55 seconds 
[21:42:36]  スピンダウン時間: 2.21 seconds 
[21:42:36]  経過時間: 0:17 
[21:42:36]  ロード/イジェクトテストの開始 
[21:42:39]  イジェクト時間: 1.75 seconds 
[21:43:00]  ロード時間: 21.17 seconds 
[21:43:00]  認識時間: 0.11 seconds 
[21:43:00]  経過時間: 0:24

読みは普通のCAV

Nero CD-DVD Speed 3.75 + BenQ DW1620 でのディスク品質テスト

CLV 切り替わりポイントでの Jitter と PIE の急上昇が少し気になりますが、
この辺は読みドライブによって違ってくるので、なんともいえないところもあります。
（例えば、↓のPLEXTORドライブの結果では問題はなさそう）

PlexToolsProfessional 2.21 + PX-716A (Firm 1.06)　SUM8 Test 速度2での測定	PlexToolsProfessional 2.21 + PX-712U (Firm 1.06)　SUM8 Test 速度2での測定

レイヤ切り替わりのところでエラー上昇傾向ありますが、これ位の結果だと気になりません。

Q-Check TA Test レイヤ0内周　-　レイヤ0中周　-　レイヤ0外周（上段）レイヤ1内周　-　レイヤ1中周　-　レイヤ1外周（下段）

TA Test も全然問題なし。

PX-716A + PxScan

やはりJitter的には 4x → 6x のところで変動あるようですが、トータル的にみて問題はなさそうです。

このページでのPC環境

マザーボード	intel D865PERLK（865PEチップセットインテル純正品）
OS	Windows2000 Professional + SP4
CPU	Celeron 2.6GHz(FSB400)
メモリ	PC3200 BULK(SAMSUNG)　256MB × 2
ビデオカード	RADEON 9500(64MB)
サウンドカード	オンボードのものを使用
FDドライブ	不明
SATA HDD	Seagate ST3160827AS (160GB)
プライマリマスター	PLEXTOR PX-716A TLA #0304
プライマリスレーブ	Pioneer DVR-A09-J
セカンダリマスター	BenQ DW1620
セカンダリスレーブ	BenQ DW1625
キャプチャーボード	ピクセラ PIX-MPTV/P4W
USB2.0ドライブ	PLEXTOR PX-712U
USB2.0ドライブ	I-O DATA DVR-UN16S (ND-3530A)
ケース	ソルダム　MT-PRO1300（白 400W） ※電源はAcBel 400W に交換