ND-3530A DVD関連のベンチマーク

太陽誘電等、一部の8倍速メディアには速度違反（12倍速書き込み）が可能です。
※メディアによっては8倍速メディア＠16倍速焼きも可能。

ND-3520A もそうですが、MAX 12倍速まで書き込み可能なメディアへの12倍速焼きと、MAX 16倍速まで書き込み可能なメディアへの12倍速焼きは、焼き方式が異なってます。（詳しくは以下の結果の通り）

12倍速書き込み

Nero CD-DVD Speed 3.75 でのデータディスク作成結果


DW1620でのディスク品質テスト結果

16倍速書き込み可能なメディアへの12倍速焼きはCAV ですが、MAX 12倍速までのメディアへの12倍速焼きはZ-CLV です。
それはいいとして、12倍速エリアのエラーが結構すごいことに・・・（速度違反なので、仕方ないかもしれませんが）

8倍速書き込み

Nero CD-DVD Speed 3.75 でのデータディスク作成結果


DW1620でのディスク品質テスト結果

いたって普通なZ-CLV での8倍速書き込みです。
DW1620での計測では、なぜか6倍速エリアが一番悪くなってます。

6倍速書き込み

Nero CD-DVD Speed 3.75 でのデータディスク作成結果


DW1620でのディスク品質テスト結果

これも従来どおりのZ-CLV 6倍速書き込み。
NECは、6倍速フルCLV 等はあまり重視しないのでしょうか・・・？

4倍速書き込み

Nero CD-DVD Speed 3.75 でのデータディスク作成結果


DW1620でのディスク品質テスト結果

同じく普通の結果。特にこれといってありません。

■まとめ

※最もいい結果のものは青色で表示

書き込み指定速度	書き込み方式	書き込みにかかった時間	PIE 平均	PIF 平均	Jitter 平均	Jitter 最大
12倍速	Z-CLV	6分51秒	128.82	9.20	10.70	17.0
8倍速	Z-CLV	9分48秒	5.20	0.15	9.07	13.5
6倍速	Z-CLV	10分57秒	11.65	0.05	10.85	14.7
4倍速	CLV	14分38秒	2.59	0.01	8.53	11.8

速度違反はやはりきつそうなので、やめておいた方が無難な気がします。
結果的には、「4倍速焼きはやはり安心」という、あたりまえな結果になりました。
DW1620での結果なので、それなりの情報でしかないですが。

12倍速書き込み（速度違反）のDW1620でのエラーの多さが気になるので、これのみPX-716Aでも計測しておきます。
結果は・・・やはり外周がよくなさそうです。


	以下、12倍速で作成したディスクの PX-716A での各種ソフトでの計測結果です

PX-716A Sum8 Test （速度2）

TA Test （内周 - 中周 - 外周）

PxScan

余談ですが、PxScanはいつのまにかTLAも表示するようになりました。

このページでのPC環境

マザーボード	intel D865PERLK（865PEチップセットインテル純正品）
OS	Windows2000 Professional + SP4
CPU	Celeron 2.6GHz(FSB400)
メモリ	PC3200 BULK(SAMSUNG)　256MB × 2
ビデオカード	RADEON 9500(64MB)
サウンドカード	オンボードのものを使用
FDドライブ	不明
SATA HDD	Seagate ST3160827AS (160GB)
プライマリマスター	PLEXTOR PX-716A TLA #0304
プライマリスレーブ	Pioneer DVR-A09-J
セカンダリマスター	BenQ DW1620
セカンダリスレーブ	BenQ DW1625
キャプチャーボード	ピクセラ PIX-MPTV/P4W
USB2.0ドライブ	PLEXTOR PX-712U
USB2.0ドライブ	I-O DATA DVR-UN16S (ND-3530A)
ケース	ソルダム　MT-PRO1300（白 400W） ※電源はAcBel 400W に交換