DVR-A09-J エラーチェックページ

DVR-A09-J (Firm 1.09) で各種16倍速DVD±Rメディアに焼いて、エラーチェックをするコーナーです。

PlexTools Professional 2.19a のグラフの見方はこちらを参照。
ライティングソフトは ONES 2.0.291
容量約4.36GBのDVD-Videoファイル使用。
※ここに掲載しているデータは、絶対的な品質をあらわすものではないので、（重要）参考資料の一つとして見て下さい。
※TA-Testのグラフは、左から内周、中周、外周です。
※TA TestはPX-716Aのファーム、PlexToolsのバージョン等によって結果が変わってくるので、他のドライブの検証ページと比較できないかもしれません。
※初期型PS2はさすがにへたってきたようなので、以前のドライブの検証ページとは（PS2での再生結果は）比較できないかもしれません。

PlexTools Professional 2.19a設定

PI/PO テスト

　テスト時間 → 速度2
　SUM8 Test

各種設定等補足

測定ドライブ	計測ソフト	ECC	測定速度
BenQ DW1620 Firm B7T9	Nero CD-DVD Speed 3.61	8	4倍速指定
PLEXTOR PX-716A Firm 1.04	PlexTools Professional 2.19a	8	2倍速 CLV
PLEXTOR PX-712U Firm 1.05	PlexTools Professional 2.19a	8	2倍速 CLV

TDK 16倍速DVD-Rメディア
16倍速書き込み

ID : TTH02

選択できる書き込み速度　→　16x 12x 8x 6x 4x

初期型PlayStation2 (SCPH-10000) での再生　→　良好

PX-716A で測定

PX-712U で測定

DW1620で測定

Q-Check TA Test

4倍速メディア、8倍速メディアで試したときは、DVD-Rに焼くと（うちのPS2で）再生開始時にひっかかりがある現象が起きていましたが、TDK16倍速DVD-Rメディアに16倍速焼きではそのようなことはなく、PS2で正常に再生できました。
ただ、DW1620では真ん中辺りにエラー高ポイントがあり、これがやはり気になります。とはいえ、この高エラーポイントでPS2での再生はスムーズにできていたり、PX-716A や、PX-712U では問題ないので、DW1620で読みにくいだけかもしれませんが。

TDK 16倍速DVD-Rメディア
6倍速書き込み

ID : TTH02

選択できる書き込み速度　→　16x 12x 8x 6x 4x

初期型PlayStation2 (SCPH-10000) での再生　→　立ち上がりで引っかかり感があるが、その後は良好

Pioneer製DVD-Videoプレイヤー DV-555での再生　→　良好

PX-716A で測定

PX-712U で測定

DW1620で測定

Q-Check TA Test

そんなわけで、速度を大幅に落として6倍速CLV 焼き。
計測結果は全く気になるところはありませんが、今度はPS2での再生開始時に引っ掛かりが出てしまいました。

TDK 16倍速DVD-Rメディア
8倍速書き込み

ID : TTH02

選択できる書き込み速度　→　16x 12x 8x 6x 4x

初期型PlayStation2 (SCPH-10000) での再生　→　良好

PX-716A で測定

PX-712U で測定

DW1620で測定

Q-Check TA Test

「もしかして、書き始めはCLV よりCAV の方がいいのではないか？」ということで、（TTH02では）P-CAV になる8倍速書き込み。
この条件だと、PS2での再生は正常でした。このドライブ、もしかして高速焼き（CAV、P-CAV）に最適化されてたりしますか？
とりあえず、TDK 16倍速DVD-Rメディアに8倍速焼きはよさそうですが、DW1620でのCLV 領域での規則的なPIFがいろんな意味で気になるところです。

太陽誘電 16倍速DVD-Rメディア
16倍速書き込み

ID : TYG03

選択できる書き込み速度　→　16x 12x 8x 6x 4x

初期型PlayStation2 (SCPH-10000) での再生　→　良好

PX-716A で測定

PX-712U で測定

DW1620で測定

Q-Check TA Test

TDKと並び、国内優良メーカーの太陽誘電 16倍速DVD-Rメディアですが、16倍速書き込み時はPS2で正常に再生できてます。
がしかし、これもDW1620で高エラーポイントがあり、PX-716A でも少し嫌な結果のグラフになってしまいました。
※これでもPS2での再生は正常で、一瞬たりとも再生停止しません。
感覚としては普通に使えそうなんですが、やはりちょっと気持ち悪いです。（計測しなければ幸せの例）

太陽誘電 16倍速DVD-Rメディア
6倍速書き込み

ID : TYG03

選択できる書き込み速度　→　16x 12x 8x 6x 4x

初期型PlayStation2 (SCPH-10000) での再生　→　立ち上がりで引っかかり感があるが、その後は良好

Pioneer製DVD-Videoプレイヤー DV-555での再生　→　良好

PX-716A で測定

PX-712U で測定

DW1620で測定

Q-Check TA Test

速度を落として6倍速CLV 焼きですが、予想通り計測結果は好結果。
ですが（これも予想通りですが）PS2では再生開始時にひっかかりが出てしまいます。

太陽誘電 16倍速DVD-Rメディア
8倍速書き込み

ID : TYG03

選択できる書き込み速度　→　16x 12x 8x 6x 4x

初期型PlayStation2 (SCPH-10000) での再生　→　良好

PX-716A で測定

PX-712U で測定

DW1620で測定

Q-Check TA Test

TDKのときと同じように、8倍速焼きをしてみましたが（P-CAV）この条件では、期待通りPS2で正常に再生可能でした。
A09-J で、DVD-RメディアにDVD-Videoを焼いたが、手持ちのプレイヤーでマウントできない！といったときは、TDKか太陽誘電の16倍速DVD-Rメディアで8倍速焼きをしてみるといいかもしれません。ただ、16倍速メディアは高いのが難点ですが。

掲示板でもDVD-Videoの再生不具合報告があったりと、どうも今回のPioneerは今までと比べてクセがあるような気がします。
→A09-J は全体的にはまぁまぁいい感じでまとまっているように思いますが、書き始めはCLV よりCAV で焼いた方がPS2での再生結果がよかったりだとか、その辺りが微妙なところ。（あくまでうちでの検証結果ですが）
また、16倍速メディアでは、16倍速が選択できるメディアはP-CAV焼き、16倍速が選択できないメディアはZ-CLV 焼きになるっぽいので、その辺は知っておいた方がいいと思います。（ファーム1.09時）
その他、出始めのファーム1.09はどうも慎重ファームのようで、maxell の16倍速DVD-Rメディア、16倍速DVD+Rメディアがともに12倍速までに制限されていたり、いくつかの16倍速DVD±メディアはそもそも対応されていなかったりします。（以下参照）