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松下寿 SW-9585 DVD関連のベンチマーク (1)
ここでのSW-9585 のファームウェアはB100です
■このページで使用しているメディアの選択できる書き込み速度 (DVDINFOPro 3.50調べ)

太陽誘電 16倍速DVD-Rメディア
ID : TYG03


最大書き込み速度は16xですが、その下に12xがなく、一気に8倍速まで速度を落とす必要があります。
6倍速は残念ながら未サポートで、その下は4倍速。そして、驚くべきことに1倍速をサポートしています。
メディア自体は1倍速から16倍速までサポートしているものの、ドライブ側で16倍速メディアに対して1倍速を許可しているのはかなり珍しいです。

TA TestはPX-716Aのファーム、PlexToolsのバージョン等によって結果が変わってくるので、他のドライブの検証ページと比較できないかもしれません。
↓の Q-Check TA Test は、左から内周、中周、外周です。




DVD-R 16倍速書き込み (太陽誘電 16倍速DVD-Rメディア使用)

ID : TYG03

選択できる書き込み速度 → 16x 8x 4x 1x
Nero CD-DVD Speed 3.61 でのデータディスク作成結果
PX-716A で測定 PX-712U で測定
DW1620で測定
Q-Check TA Test

多くのドライブメーカーが高速焼きのときはCAV またはP-CAV を採用していますが、SW-9585はZ-CLV でした。しかも普通のZ-CLV です。松下というと、散歩OPC (WOPC) のイメージがありましたが。
一般的には、速度面ではCAV、P-CAV の方が速いですが、SW-9585のZ-CLV は最初からかなり飛ばしている & 途中でメディアチェックをしていない(っぽい)ので、速度面では優秀で、フル書き込みでも6分を切るという速度を実現しています。(PX-716Aや、DVR-A09-J より速い)
しかし記録品位的には微妙なところ。PX-716A では途中で計測が止まってしまいました。




DVD-R 8倍速書き込み (太陽誘電 16倍速DVD-Rメディア使用)

ID : TYG03

選択できる書き込み速度 → 16x 8x 4x 1x
Nero CD-DVD Speed 3.61 でのデータディスク作成結果
PX-716A で測定 PX-712U で測定
DW1620で測定
Q-Check TA Test

速度MAX焼きでは記録品的にちょっと問題ありそうだ、というときは、書き込み速度を落とすことになりますが、(ファームB100の)SW-9585には16倍速の下に12倍速がないため、一気に8倍速まで速度を落とす必要があります。
16倍速指定のときはかなりの爆速仕様でしたが、8倍速のときは比較的おとなしめで、2GB付近でようやく8倍速に到達。記録品的にはまぁまぁかと。(ただし、DW1620の外周部のJitterとか微妙ですが)




DVD-R 4倍速書き込み (太陽誘電 16倍速DVD-Rメディア使用)

ID : TYG03

選択できる書き込み速度 → 16x 8x 4x 1x
Nero CD-DVD Speed 3.61 でのデータディスク作成結果
PX-716A で測定 PX-712U で測定
DW1620で測定
Q-Check TA Test

4倍速は普通のCLV です。
がしかし、DW1620での外周測定が気になります。なぜJitterがこんなにめちゃくちゃに?PX-716A では普通っぽい結果なので、だめということはないかもしれませんが。




DVD-R 1倍速書き込み (太陽誘電 16倍速DVD-Rメディア使用)

ID : TYG03

選択できる書き込み速度 → 16x 8x 4x 1x
Nero CD-DVD Speed 3.61 でのデータディスク作成結果
PX-716A で測定 PX-712U で測定
DW1620で測定
Q-Check TA Test

このドライブ、なぜか16倍速メディアの1倍速書き込みをサポートしています。
「ほんとに1倍速で焼くのか?」 ということで、Nero CD-DVD Speed で1倍速指定で書き込みしましたが、ほんとに1倍速で焼きやがりました。(笑) ※当然ながら時間は1時間近くかかり、ちょっと実用的ではないですが。
計測結果自体は、これが一番よくなってます。




■まとめ

使用メディア ID 書き込み指定速度 書き込み方式 書き込みにかかった時間
太陽誘電
16倍速DVD-Rメディア
TYG03 16倍速 Z-CLV 5分57秒
太陽誘電
16倍速DVD-Rメディア
TYG03 8倍速 Z-CLV 8分51秒
太陽誘電
16倍速DVD-Rメディア
TYG03 4倍速 CLV 15分5秒
太陽誘電
16倍速DVD-Rメディア
TYG03 1倍速 CLV 59分42秒

アイオーデータ推奨のDVD-R 16倍速メディアは太陽誘電なので、今回太陽誘電16倍速メディアを使いましたが、速度的には十分なものの、記録品的に少し不安が残る結果になりました。
これは計測結果云々ではなく、実際の読みでもやや支障が出ています。


16倍速書き込みしたディスクのリードテスト
外周部の記録品位がよくないため、途中から減速してしまってます。



8倍速書き込みしたディスクのリードテスト
8倍速焼きしたディスクの読みは安定しています。(やはり、高速焼きは記録品位的に不利、ということで)


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