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このページのみ、メインマシン(WindowsXP SP2)に繋げたSW-9585を使用しています
■SW-9585 DVD-RAM検証
SW-9585発売時点ではDVD-RAMは5倍速が主流ですが、5インチハーフハイトの5倍速RAMドライブというと松下と日立LGの2社くらいしかありません。
また、一般的にはあまり知られていないような気もしますが、日立LGの5倍速DVD-RAMはP-CAV なのに対し、松下はフルCLV の5倍速。これは速度的に違いが出そうだ、ということで、いくつかのやり方で時間を計ってみることにします。
〜 Nero CD-DVD Speed 3.61 でのデータディスク作成のよる結果 〜
使用メディア
maxell 5倍速対応DVD-RAMメディア
ID : MXL16
フォーマットしていない maxell 5倍速DVD-RAMメディアを使用しての、
Nero CD-DVD Speed 3.61 のデータディスク作成結果
松下寿 SW-9585
の場合
まず気になるのが、書き始めの音のうるささです。「ブーン」 という低音系の音がします。(結構気になる音)
それはそうと、2.5倍速位は出るはず、、と思っていましたが、実際は2倍速くらいしか出ませんでした。
※その後出たファーム1.01でも同様のことをしましたが、やはり2倍速程度しか出ません。
フォーマットしていない maxell 5倍速DVD-RAMメディアを使用しての、
Nero CD-DVD Speed 3.61 のデータディスク作成結果
日立LG GSA-4163B
の場合
比較用に、日立LGのGSA-4163Bでも同じことをしてみました。
初速はSW-9585より遅く、フルCLV ではない P-CAV です。
ですが、CLV 領域がSW-9585より速く、結果的にGSA-4163Bの方が速くなってます。
(これはちょっと予想外でした。速度に期待して、SW-9585を買ったところもあるのですが)
ただこれはNero CD-DVD Speed のデータディスク作成の結果であって、RAM本来の使い方であるWindows標準のエクスプローラのコピーではひょっとして結果も違ってくるのではないか?という気もするので、実際にファイルコピーして時間を計ってみました。
メディアは同じく maxell 5倍速DVD-RAMメディアで、一度も使用していないまっさらなメディアをUDF1.5フォーマットしたものです。
エクスプローラで、実際のファイルコピーするのにかかった時間
(ファイル数14,506で、ファイルサイズはトータル約4.15GB)
日立LG GSA-4163B
でファイルコピーにかかった時間
(ストップウォッチによる計測)
松下寿 SW-9585
でファイルコピーにかかった時間
(ストップウォッチによる計測)
29分5秒
33分53秒
ということで、これでもSW-9585 の方が遅いということになってしまいました。
動作音的にもGSA-4163B の方があきらかに静かなので、結局DVD-RAMは日立LGメインで使うことになりそうです。とはいえ、せっかく取り付けたので、SW-9585とGSA-4163Bはしばらく併用してみますが。
あとは読みですが、これはスペック通りの結果になりました。きっちり5倍速出ています。
SW-9585 + maxell 5倍速DVD-RAMメディア + Nero CD-DVD Speed 3.61
で作成した記録済みRAMディスクのリードテスト結果
Nero CD Speed Test results General Information Operating System Windows 2000 Drive MATSHITADVD-RAM SW-9585 Firmware Version B100 Serial Number 8D000*** Disc DVD-RAM Capacity 4.27 GB Transfer Rate Start 4.96x End 5.01x Average 5.00x Type CLV Seek Times Random 397 ms 1/3 307 ms Full 989 ms CPU Usage 1X 11 % 2X 19 % 4X 30 % 8X n/a Interface Burst Rate 22995 KB/sec Spin Up/Down Times Spin Up Time 6.57 sec Spin Down Time 3.72 sec Load/Eject Times Load Time 1.54 sec Eject Time 1.42 sec Recognition Time 37.56 sec Log Time Elapsed Action [08:21:21] 転送レートテストの開始 [08:32:21] 転送速度:5 X CLV (5.00 X 平均) [08:32:21] 経過時間: 11:01 [08:32:21] シーク時間テストの開始 [08:33:03] Random シーク: 397 ms [08:33:33] 1/3 シーク: 307 ms [08:35:12] Full シーク: 989 ms [08:35:12] 経過時間: 2:51 [08:35:12] CPU利用率テストの開始 [08:35:28] 次のCPU利用率 1X: 11 % [08:35:45] 次のCPU利用率 2X: 19 % [08:36:02] 次のCPU利用率 4X: 30 % [08:36:28] 次のCPU利用率 8X: n/a [08:36:28] 経過時間: 1:15 [08:36:28] バーストレートテストの開始 [08:36:30] インターフェースバーストレート: 22 MB/sec (22995 KB/sec) [08:36:30] 経過時間: 0:03 [08:36:30] スピンアップ/ダウンテストの開始 [08:36:40] スピンアップ時間: 6.57 seconds [08:36:54] スピンダウン時間: 3.72 seconds [08:36:54] 経過時間: 0:24 [08:36:54] ロード/イジェクトテストの開始 [08:36:56] イジェクト時間: 1.42 seconds [08:36:57] ロード時間: 1.54 seconds [08:37:35] 認識時間: 37.56 seconds [08:37:35] 経過時間: 0:41
■書き込みしたRAMディスクの記録品位
計測可能なドライブは、DVD-RAMをサポートしていないものが多いですが、Pioneer DVR-A09-J + DVDINFOProでは計測可能だったので、結果を載せておきます。
日立LG GSA-4163B で、Nero CD-DVD Speed で作成したRAMディスクの計測結果
松下寿 SW-9585B で、Nero CD-DVD Speed で作成したRAMディスクの計測結果
DVDINFOProでは、どうもヒゲが生えてしまうので、縦軸スケールを少し小さくしてみました。
日立LG GSA-4163B で、Nero CD-DVD Speed で作成したRAMディスクの計測結果
※縦軸スケールを変更
松下寿 SW-9585B で、Nero CD-DVD Speed で作成したRAMディスクの計測結果
※縦軸スケールを変更
どちらのドライブで書き込んでも、あまり差がなさそうに見えます。
ベリファイ標準のDVD-RAMなので、この辺はあまり気にしなくてもいいかと。
■その他
意外に勘違されるケースが多いみたいですが、OSがWindowsXPでも、DVD-RAMを使いこなすのならDVD-RAMドライバのインストールは必須です。そうしないと、互換性がよく書きが速いUDF1.5フォーマットが使えないので、(RAMを使うなら)忘れずインストールしておきましょう。
DVR-ABM16A に付属のRAMドライバをインストールすると、各種フォーマットが選べます。
フォーマットの種類でどれにすればよいか分からないときは、UDF1.5で。
FAT32は速度的にかなり遅いので要注意です。
物理フォーマットは通常は必要ありませんが、書き込み中エラーが
発生する等不具合が起きたときは、行ってみるといいかもしれません。
また、Windows2000では、一部のソフトでドライブが2つあるかのような情報を返してきます。(OSの仕様による影響)
DVDINFOPro 3.50の場合
SW-9585が2つあるかのように見えますが、実際には1台しかつないでません。
【以下余談】
DVD-RAMを使っている人はあまりいないかもしれませんが、使ってみると便利と思う点はあります。
DVD-RAMのいい点は、
●
Windowsエクスプローラで、ファイルの削除、上書きが自由自在。(削除ができるのがポイント)
●
パケットライトソフトに比べて、格段にトラブルが少ない。
※うちでは以前TDK 2倍速DVD-RAMメディアとGMA-4020Bで一度トラブルありましたが、maxell 3倍速DVD-RAMメディア、maxell 5倍速DVD-RAMメディアではトラブルなし。
●
HDDに比べて圧倒的に容量は少ないものの、大事なファイルのミラーリング的保存に非常に便利。
●
家電用レコーダーが普及してきているおかげで、メディア自体の入手に困ることは(しばらくは)なさそう。(予想意見)
PDよりは息は長いのではないかと。
欠点は、大量のファイルをディスクいっぱいに書き込むと時間がかかることですが、ロードマップ的には16倍速も可能なようなので、その辺に期待しておきましょう、ということで。
もうひとつの欠点として、読み取り互換性が低いことがありますが、PioneerのA07J、A08J、A09J は読みに対応しているので、個人的にその点には不便は感じていません。
その他、OSがWin2kで、IEEE変換しているときは認識させるときに少し手間がいります。
詳細は
アイオーデータの
PDF
マニュアル(多機種ですが)
を参照。
■やっぱり気になるので、
これまでの結果だと、SW-9585は5倍速DVD-RAMドライブではなく、実質4倍速DVD-RAMドライブということになってしまうので、2ndマシン(Windows2000 SP4)でも試してみました。
ただ、Windows2000環境だと、DVD-RAMメディア + Nero CD-DVD Speed でのデータディスク作成はできなかったので、UDF1.5フォーマットしたmaxell 5倍速DVD-RAMメディアに、トータル約4.15GBのファイルをコピーした時間を計ることにします。
これまでの結果もまとめると以下の通り。
※WindowsXP環境のSW-9585と、Windows2000環境のSW-9585は、別の固体です。
エクスプローラで、実際のファイルコピーするのにかかった時間
(ファイル数14,506で、ファイルサイズはトータル約4.15GB)
いずれも、一度も使用していない、まっさらなDVD-RAMメディア使用。
日立LG GSA-4163B
でファイルコピーにかかった時間
(ストップウォッチによる計測)
WindowsXP SP2 環境
松下寿 SW-9585
でファイルコピーにかかった時間
(ストップウォッチによる計測)
WindowsXP SP2 環境
松下寿 SW-9585
でファイルコピーにかかった時間
(ストップウォッチによる計測)
Windows2000 SP4 環境
29分5秒
33分53秒
39分14秒
Windows2000 + SP4環境だと、余計に時間がかかってしまいました。
ほんとに5倍速RAMなのか怪しい気が・・・(うちの環境のせいですか?とはいっても、ごく普通のPC環境だと思いますが)
RAMを使うなら、OSはWin2kより、XPの方がいいかもしれません。
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